トップページ > 新型コロナウィルス感染症 > 【コロナ後 その⑤(最終回)】一部の方には今までの考え方と180度違うお話です 栄養編

みなさん、こんにちは!
仙台のリハビリ特化型デイサービス「旅ゆかば」の理学療法士、大友伸太郎です。

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前回から間が空いてしまいましたが、コロナ後のフレイル襲来対策。今回は最終回の第5回。栄養編です。

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第4回の時点から現在まで、だいぶコロナの状況も変わりましたね。

仙台市内だけでなく、宮城県内でもたびたびクラスターが発生。

その中には介護施設も含まれるので、今でも私たちは日々戦々恐々。感染対策は気を抜けません。

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とは言っても、家にこもっていれば万事安心。 …ではないですよ。

ということを運動編、交流編で触れてきました。そこは今でも変わりません。

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今回の栄養編は

痩せちゃいけませんよ!

というお話です。

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でも、「オレ、太ってても良いんだ~?!」と浮かれちゃいけない。

誰にでも当てはまる話ではないんです。

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痩せちゃいけませんよ!が当てはまるのは「体重が減る」→(直結)→「健康」とはならない方です。

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・・・ん?! ・・・どういうこと???

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説明しましょう。

「体重」の中には気になる脂肪だけでなく、排泄物も含めた内臓、血液をはじめとする様々な水分、骨や関節などの骨格系、皮膚・爪、頭髪・体毛、そして筋肉など様々な組織や器官などの重さが含まれています。

痩せるという事はこの中の幾つかが減るという事なのですが、

フレイル対策を考えた時に減らしちゃいけないのが筋肉量です。

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基本的に筋肉は動かすと軟らかく、太く、強くなり、筋肉量が増えるので体重は重くなります。

逆に動かさないと硬く、細く、弱くなり、筋肉量が減るので体重は軽くなります。

このコロナ禍でどうしても活動量が少なくなる日々、自然と筋肉量が減ってしまいます。

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整理すると、

活動量が増えた時に体重が減った場合に減るのは脂肪です。

逆に

活動量が減った時に体重が減った場合に減るのは筋肉です。

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従って、

今のコロナ禍にあって、「体重が減った!」とすぐに喜ぶのは危険!!

先程の「痩せちゃいけない」は「筋肉を減らしちゃいけない」とも言いかえることが出来ます。

特にフレイルの影響を受けやすい高齢者の方々、お気を付けください!!

コロナに気をつけること と 運動すること は全く別の話です。

コロナ禍だから運動しなくて良いという話には当然なりませんし、コロナのせいでフレイルになって一番困るのはご本人ですので・・・ 「運動しましょうね」としか私は言えません。(笑)

・・・と、この流れから運動の話になりそうですが、今回は栄養編。

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筋肉と使うための栄養も必要ですが、今回お伝えしたいのは筋肉を作る栄養です。

ポイントは簡単。

タンパク質を多く摂りましょう!

筋肉は使うと繊維が一時的に壊れます。その後に栄養を得て壊れた筋肉を修復し、壊れる前の筋肉よりも強い筋肉が再生されます。

その際に必要になる栄養その代表格がタンパク質なんです。

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タンパク質の多い食品と言えば…

お肉、魚介類、卵、大豆製品、乳製品

などが挙げられます。

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ご高齢になってくるとお肉などが食べられなくなってくる」というお話を多く聞きます。 

しかし、

「タンパク質を食べろって?!

頑張って鳥のささみや豚ロースを

頬張らなくては~~~!!」

と強く意気込まなくても良いんです。

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お餅を食べるなら、きな粉、納豆などを優先的に選ぶ

など、いつもの習慣にちょっとプラスするところから始めるのが良いかと思います。

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一昔前は タンパク質 → プロテイン → ボディビルダー?!

でしたが、今は違います。

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ここ最近の流行として、一般の方向けに高タンパク質を謳った食品が多く出てきています。

お近くのコンビニやスーパーマーケット、ドラッグストアを覗いてみてください。食べやすいゼリーやアイスなどもあるようですよ。

食べる量の減ってきているご高齢の方にとって「食べる量を増やさずに高栄養を摂れる」というのはとても助かりますね。良い時代が来ましたね。

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さて、ここまで5回にわたってコロナ後に襲ってくるフレイルに気をつけましょう!と言ってきました。

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残念ながら、「コロナ後」はまだ来ないようです。

しかし、もうフレイルの脅威はやってきています。

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私たちのデイサービスに来られている方、ご近所の方、続々フレイル発生のお話を聞いています。

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私たち「旅ゆかば」はデイサービスを通して、フレイル対策を提供していますがそれは介護保険対象者のみです。

最近、介護保険対象でない方向けに月イチの運動教室「旅ジム」を始めましたので、これを読んでいただいた方でフレイル対策が気になる方は是非お出で下さい。

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まだまだ「コロナ後」が見えず「コロナ中」「withコロナ」の状況が続きますが、

運動と交流と栄養。この3点でフレイルを撃退して、元気な毎日を過ごしましょう!

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長々とこの企画にお付き合いいただきまして、ありがとうございました!

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